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くすみ対策 その③ 抗糖化について考える

職場入居ビルのエレベーターで聞こえた他社OLの会話。
「出勤、超ダルくなーい?」
「ダルーい。在宅あるからなんとかギリだよねー」
「だよねー、全部出勤とかあり得ないから!」

・・ウチ、その”あり得ない”会社です。
在宅で十分に回る業務内容の部署ばかりなんですが、
在宅勤務絶対させたくないマンの意向で、はい、週5出勤でございます。

まず単純に時間だけ考えても、週10時間以上を無駄に浪費させられ、
さらに混雑した電車通勤は相当ライフを奪われるため、
自宅での終業時のポテンシャルにはほど遠い。

ブログの更新が滞っていた主な理由はこいつです!

いやはや、もう、こんなストレス抱えてたら
糖質制限してても糖化しちまうって話ですよ。
というわけで、さらなる抗糖化を考えていかねばなりません。

①AGEs候補である「糖とタンパク質」のモンスター化防止
②糖化に至る行動を見直す
③体を酸化させずアルカリ性を保つ

今回は
③体を酸化させずアルカリ性を保つ
で補完してまいりましょう。

先に結論言っちゃうと「食べ物」「呼吸法」に行きつきました。

さて、あちこちで「アルカリ食品」「酸性食品」
という言葉が踊っていた時代をご存じでしょうか。
梅干や重曹など
「アルカリ食品を摂って体を健康なアルカリ性にしようじゃないか!」
という流れがあったのです。

アルカリと言えばまず思いつくのが重曹。
そういや、亡き祖父もかつて胃もたれや二日酔いがあると
ひとつまみの重曹を飲んで胃酸を中和しておりました。

なら、重曹飲めば酸化対策になるじゃん!
・・となるかと思いきや、それほど単純な話ではないようで。

そう。人には恒常性、すなわちホメオスタシスなる機能がありますでしょう。

「人間の体温は基本的に36℃前後に保たれている」
「プールに入っても、体温も25℃になるわけじゃない」

っていう、あれです。

すなわち
「体にアルカリ性物質を大量投入すれば、酸性に傾いた体が還元される!」
とはならないのであります。

でも、考えてみりゃそりゃそのはず。

だって、それだけでアッサリ全身アルカリ性になっちゃったら、
本来酸性である大腸が黙ってない。花咲舞が黙ってない。
「こっちは、善玉菌が必死こいて悪玉菌を牽制するため
苦労して酸性にしてんだよ。勝手なことすんなや」と。

すなわち、ホメオスタシスのおかげで、
「ここはアルカリ」「あっちは弱酸性」等々、
各々最適なバランスがキープされているというわけです。

アルカリがいいと聞きかじったから全身アルカリにしよう
なんてのは、いささか浅慮であると言えましょう。

ここは
「少しでもベストバランスのキープをアシストさせていただければ幸甚です。
まずカバン持ちからでも!」
くらいの謙虚さで行くことにします。

それでは具体的なアシストをば。
まず「食べ物」編から。

・クエン酸
「酸」と言うから酸性かと思いきや、体内でアルカリ性に変わります。
一部ではまことしやかに
「クエン酸で医者要らず」とも言われているとかなんとか。

そう、クエン酸と言えば梅。

そもそもクエン酸は、生きる源・エネルギーを作るためのクエン酸回路の立役者。
ミトコンドリアが活性化してアデノシン三リン酸を作ります。
そして、疲労物質の乳酸を中和する働きもあります。

先人はその作用を感覚的に分かっていたのでしょう。
ひいばあちゃんの父への遺言は「1日1粒梅干しを食べなさい」。

母も、私が物心つい頃から毎年梅を煮詰めて梅肉エキスを作っていました。
それが当り前の環境だったので、今でも愛用しております。

つなぎなしの100%梅肉エキス粒

梅の解毒や制菌作用は有名ですが、
免疫細胞の7割が属すると言われる腸内環境を整える働きもあります。

免疫細胞のマクロファージは糖化最終生成物AGEsをも掃除する
と言われておりますゆえ、
そういった意味でも梅によるクエン酸補給は一石二鳥と言えましょう。

そうだ、昔から胃腸が弱くすぐ腹痛や下痢を起こしていた私は
下痢止めより梅肉エキスの自然な制菌・殺菌力が著効していたので三鳥です。


・重曹
彼らには「局所的なアルカリ化」を担っていただきます。

溶かした重曹水で口をゆすぎ虫歯を促進する酸性環境を中和したり。
胃酸でもたれる時に飲んで中和して不快感を解消したり。
こんな具合で「アルカリだと都合のいい場面」で活躍してくれます。

また、重曹クエン酸の炭酸水にして腸の動きを促したりも。
これまた腸内環境向上につながる一手ですね。

ネットを見ると「”重曹クエン酸水”を飲んでで血液をアルカリに!」
の類をよく見かけますが、
日本オーソモレキュラー医学会においては、それは作り話だとされています。
前述のホメオスタシスによるものかもしれません。

とは言い条、SNS等を徘徊していると
実感レベルで調子いいという声が多いのも事実です。
ううむ。
強烈に全血液をアルカリに持っていくわけではなくとも
自身のアルカリ性により、いくらか酸化を防ぐ程度の期待は
持てるのかもしれません。

そうそう、重曹の摂取には注意事項が。
アルツハイマー誘発の原因の一つともいわれているアルミニウムは避けたい
従ってアルミニウムフリーの天然重曹を選び、
摂取量はナトリウム過多を避けるため1日3g以内に留めるようにします。

次に「呼吸法」編です。

先ほどの日本オーソモレキュラー医学会のサイトを見ていると
血液のpHは呼吸によって調整されている旨、記述があります。

呼吸が速いほど、肺から吐き出される二酸化炭素の量が増えます。血液中の炭酸は肺内の二酸化炭素と平衡を保っているため、速く呼吸するほど、体から酸度が奪われてpHが高くなります。

血液をアルカリに保つカギは呼吸?

さっそくググってみたところ
目に飛び込んだのが「ヴィム・ホフ呼吸法」
同時に、裸体の屈強なヒゲのおじさんの画像も目に飛び込んでくる。

初見で、少なくともタダ者ではないことが容易に理解できます。

なんでもこのおじさん「アイスマン」と呼ばれる超人だそうで、
笑顔で2時間氷水に浸かる
砂漠でフルマラソン
パンイチでキリマンジャロ登頂
等、聞いてるこっちの笑顔が引き攣りそうになる実績を誇る人物。

こんなおじさんの推奨する呼吸法なんて
絶対試してみたいに決まってるじゃないですか。

いやはやこんな大物に当たるとは。

さて、具体的な方法はこちらのYouTubeからご覧ください。

動画見るのがまどろっこしい方に概要を。

1 30~40回、早めのリズムで深く呼吸をする(8割くらい吐ければよい)
2 最後に、息を吐ききって1~2分できるだけ息を止める。
3 限界が来たら思い切り息を吸って、約30秒止める。
★1~3を3回繰り返します。

これによって、細胞の隅々まで酸素が送り込まれ、
血液中の二酸化炭素量が減少することで、血液がアルカリ性に傾く
というロジックだそうです。

細胞内の酸素量が飽和状態になり、
細胞内のミトコンドリアの働きが活発になると。

おや?なんだなんだ?
クエン酸重水の時の話がデジャヴするワードてんこもりじゃないですか。
根っこは同じなのか?

ただまあクエン酸重曹水の場合は、成分が血液に影響を及ぼすまでに
小腸から吸収されて血流に乗るまでのフローがあります。
従って、果たしてどこまでアルカリ化に寄与するのか?
という疑問は残るわけです。

その点、ヴィム・ホフ呼吸法は小腸とか関係ない。
ダイレクトかつシンプルな機序でアルカリ性に傾くのです。

忘れちゃいけない、こちらも実施時には注意事項が。
ヴィム・ホフ呼吸法は強制的に過呼吸を起こす手法ゆえ
入浴時や体調不良時はNGです。
ま、体調不良の時でこれをやる気にはなりませんがね。

となると、どっちがいいんだ?
あ、そっか。できる範囲で両方やればいいんだ。
どっちか1つしかやっちゃいけない決まりなどないんだから。

要は③体を酸化させずアルカリ性を保つ
が叶えば何でもいいんです。

私はアラームを起きる30分前にかけ、寝ぼけ眼でヴィムおじさんになってます。
大体2ターン目中に指先がチリチリし始めて酸素が行き渡ってる感が得られ、
終わるとかなりスッキリと起きられるから不思議です。

その上で、とどめのサプリ。

「メガハイドレート」

天才フラナガン博士が開発したデキる水素。
分子量1で血液脳関門もスイスイどこでも行ける宇宙最小サイズ抗酸化物質

害にしかならない活性酸素「ヒドロキシラジカル」だけ狙い撃ちし、
白血球さんの異物攻撃用活性酸素「スーパーオキシド」には手を出さない。

胃の中でかなりの水素ガスが出るため、1カプセルあたり水は2~300ml必須。

「シトルリン」

丈夫で柔軟性のある血管をアシスト、
末梢血管を拡張し血行を促す期待が持てるアミノ酸。
「血流」ということで滋養強壮サプリにもよく採用される成分です。
1日500~1000mgは摂りたいところ。
iHerbでその時々リーズナブルなものを選んでます。

と、多方面からのアプローチをしております。
ということで抗糖化シリーズを締めさせていただきます。

冒頭からブラック会社の文句を垂れてしまい誠に恐縮ですが、
あの状態でも心身ともに崩れずに済んでいるのは、
①~③らによる糖化最終生成物AGEs対策もひと役買っている故と信じております。

さて次回は、なんだかんだで今も一番リクエストをいただく
TCA+成長因子+湿潤療法のクレーター治療フローをおさらいする予定です。

コメント

  1. のんたん より:

    はみんこ様
    いつもながら研究熱心で頭が下がります。お仕事忙しいのに本当にすごいです。
    別件で申し訳ないですが、はみんこ様はエスティローダーのダブルウェアを使っていらっしゃるとのことでしたよね。
    下地は何を使っていらっしゃいますか?
    私は何を使っても上手く凸凹や毛穴を隠せないのでここのところ諦めモードでしたが、一念発起してダブルウェアを使ってみようかと思いまして。
    急ぎませんのでよろしくお願いします。

    • haminco haminco より:

      のんたん様

      コメントありがとうございます。
      人生においてかなり大きなことが重なってしまったため、ご返信はおろか更新も止まっておりました。
      すみません。

      下地はあれこれ試しましたが、インテグレートのエアフィールメーカー(紫)に落ち着いて4年目に突入したところです。
      持ち具合も色味補正も非常に気に入っており、近々記事に入れる予定だったのでフライングでお知らせします。
      ただ、夏場はTゾーンだけエアフィールメーカーとプリマヴィスタ皮脂崩れ防止の黒とミックスすることもあります。

      • のんたん より:

        はみんこ様
        そのような大変なときにお返事くださりありがとうございます!
        私の方こそ、職場が変わり余裕がなく返信遅くなり申し訳ありませんでした。
        インテグレートの紫は、はみんこ様がオススメしてた時、すぐ買いました。首や鎖骨に塗ると、肌がきれいに見えて感動でした。
        これとダブルウェアの組み合わせ、私もやってみます。
        寒いですからご自愛ください。

        • haminco haminco より:

          のんたん様
          とんでもないです。
          ってか過去にインテグレート紹介していたことあったんですね・・。
          記憶ぶっ飛んでるようでヤバいです。
          お気遣いありがとうございます。のんたん様もご自愛のほど。

  2. のんたん より:

    はみんこ様
    今回のテーマについても詳しく教えて頂きありがとうございます。
    別件となりますが、以前はみんこ様はエスティローダーのダブルウェアファンデを使っているとのことでしたが、下地は何を使われていますか?
    私もエスティローダーを試してみたいのですが、カバー力が高いものは下地にも気をつけないとかえって汚くなったりするため良いものがあれば教えてください。

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